駄文日記③
思考が回りすぎて眠れない。
今の思い、考えていたコト、過去のアレコレが、心地良い程に流れ出す。
自問自答、というよりはモノローグだ。相手のいない対話。説得的に淡々と。自分だけのためのラジオパーソナリティー。
これだけの文章力があれば、いや、速記してもらえれば、本の一冊や二冊、軽く書けるのではないかと錯覚する。エッセイ。純文学。量は武器だ。
しかし、紙とペンを前にすれば、思考は立ち止まってしまう。
「トレース状態」と自分で呼んでいるが、これは起きたままに見る夢だろうか。全くロジカルな夢。本来は眠りの最中に整理されるべき、情報の波。
書き留めておきたい想いを、今、必死に手繰り寄せている。