MIDIチュアばんど

バンドサウンドな着メロのMIDI再現

残念論④

SNSは気楽で気さくな場だろう。誹謗中傷だの残念でならん。おっと、何を期待した? 顔が見えない方が良いというのは、ペットはしゃべらない方が良い、みたいな話で、想像の余地がある分、お互いが自由になれる、という理想がある。そして、それだけ。 皮肉を…

残念論③

J.M.ケインズという、著名な経済学者がいた。彼は「行動の人」だという。 人を変えよう、世界を変えようと生きてきた人だ。『説得論集』という本もある。 彼は説得を試みる。しかし、理解されないこともある。そんなとき、彼はただ、「残念」に思ったという…

残念論②

諦めが肝心だと、よく言われる。 一方で、諦めることには、ためらいがある。 本当の意味で「諦めの境地に立つ」とは、何か。 一切の期待を排除すればよい。 自分を諦める。何がしたい、何ができる。己が掴みたいその全てが、どれだけの自惚れ、どれだけ現実…

残念論①

残念というのは、極めて高尚な感情である。 全く純粋に、”残念”と思えるなら。 心ならずも期待していた事に、裏切られるから、人は「残念だ」と思う。そんな怒りや蔑みもなく、ただひたすらに、”残念”に思えたら。 前向きにも後ろ向きにも、期待する気持ちと…

ポチ日記③

詞はノンフィクションではないが、想いを起こすには、充分だったりする。 夢は僕の 鏡になって酸いも甘いも 見せつけるのですひどい夜が 重石になって朝も昼も 締めつけるのです むしろ、心の奥底を……。いや、コミックソングとして上手くまとめることも、大…

ポチ日記②

しかし、事実は衝撃として残った。 教室前の廊下で、前の講義が終わるのを待っているその間。ぐるぐると歩き回りながら、ポチ… ポチ… と叫ぶ唄が、頭から離れない。 POCHI... DRIVE... ME MAD !! こんなコミックソングが歌えたら、気持ちイイだろうなぁ。 月…

ポチ日記①

大切なキーホルダーを失くしてしまった。 家の鍵につけていた、文字通りのキーホルダー。名前はポチ。 ゴルフクラブを持った、黒い犬なのだ。 玄関の鍵を開ける。かすかな違和感はあった。そのまま中に入る。はたと気づき、確かめる。ない。 外に飛び出す。…

駄文日記⑭

自分の持っていないモノに憧れる。いつまで経っても、隣の芝生は蒼い。 「志」という言葉が好きだ。志を持っている人も好きだ。自分は持っていないから。 たくさんの夢がある。夢は世界征服くらい壮大なもので良い、堅実な夢は「目標」だ、と聞いたことがあ…

駄文日記⑬

創作は楽しくあるべきだ、なんてとんだキレイゴトだけれども、クリエイティブはキレイゴトを押し通すものだ、とも思う。 苦しみながら書いたものに、自分は感動しない。 悩むべきことも、楽しみながらでなければ、発想も委縮するだけ、時間がただ過ぎるだけ…

駄文日記⑫

2018年の夏までガラケーだった。スマホにしてからずっと、今でも思う。なんか、「メモ帳」がなくない? ガラケーのメモ帳は、ネットにつながってる感、クラウドされる感が皆無で、とても安心だった。Eメールも然り。誤送信されなそう。 通学時に、ポチポチと…

駄文日記⑪

子供の頃から、作詞が好きだった。 曲を作るのが、と言いたいのだが、鼻歌レベルの作曲だし、楽器も弾けない。記録として残るのは歌詞だけ。メロディーは、頭の中で鳴っているだけ。 小学生の頃の遊びに、また取り組みたくなる。高校の通学時に、メモ用紙に…

駄文日記⑩

大学を卒業したら、残りの人生は余生だと、本気で思っていた。 これ以上の日々はないだろう。いわく、極大点だった、と。 「最大」とは言わない。だがこのあと、確実に低迷する。でもいつか、この日々を超える日常に出会いたいと、淡い期待を胸に秘めて……。 …

駄文日記⑨

「駄文」には、つまらない下手文章、あるいは、自分の文を謙遜していう意味、の2つがあるらしい。 藤崎竜氏が『封神演義』などの頃に、単行本の余白ページに書いていた文章の題名でもある(お借りしました)。 文章を書くというのは、難しい。何がといえば、…

駄文日記⑧

(あおり注意!) 変人が変人らしく生きるのは、案外難しい。 変人には変人しかないのだが、個をさらけ出すことは極めて無防備であって、社会に出れば傷が増えるだけ、人がキライになるだけである。 猫をかぶる、という表現があるが、我々は人をかぶらなけれ…

駄文日記⑦

世界を変える言葉を、君は持てるのか? というようなメッセージだったと思う。某大学のオープンキャンパスにて。その大学には呼ばれて、卒業までさせてもらうことになる。 言葉は、自分の中でとても大事なモノ。大きな意味を占める、拘りを持ったモノ。 だか…

駄文日記⑥

今は、スマホだけで曲が作れる時代……。 2019年頃。布袋氏のインタビュー記事を読んで、たまたま胸に残った。本旨ではない。 DTMに興味を持ったのは、それから。単なる遊びで終わって良かった。それなのに、いつのまにか夢が膨らみ、大切な目標になった。 「…

駄文日記⑤

カラスは嫌われ者。 それを「好き」と大っぴらに言える人がいて、あぁ自分もそうかもしれないと、少し情けない自覚を持った。 カラスは英語で「crow」。クロウは日本語で「苦労」。 そんなシャレが、不苦労と呼ばれるそれとの待遇差が、なんとも可愛く思えた…

駄文日記④

自分だけに都合の良い夢を見た。 夢の中でさえ、思い通りにならないものだから、不思議な体験だった。いや、「思い通り」ですらない。 おそらく、意思、感情の疎通に、全くの齟齬がなかったのだ。 感じるままが全て。自分だけの世界を、社会に投影したように…

駄文日記③

思考が回りすぎて眠れない。 今の思い、考えていたコト、過去のアレコレが、心地良い程に流れ出す。 自問自答、というよりはモノローグだ。相手のいない対話。説得的に淡々と。自分だけのためのラジオパーソナリティー。 これだけの文章力があれば、いや、速…

駄文日記②

日常は変わらない。 それでいい、という向きもあるが、あまりに刺激がないのも辟易する。 たとえばスーパーに買い物に行く、それだけで、道中、店内、何かを探している自分がいる。 100万円は落ちていないだろう。しかし、100万ドルの発見があるかもしれない…

駄文日記①

音楽制作へのモチベーションは、それが「人生の目的」と化してしまったから。 何かを作り出すこと。それがないと、生きているという実感が薄い。 本当は何でも良いんだ。しかし、絵は描けないし、書きたい小説もない。形にしたいアイデアがあるのは、メロデ…