駄文日記⑧
(あおり注意!)
変人が変人らしく生きるのは、案外難しい。
変人には変人しかないのだが、個をさらけ出すことは極めて無防備であって、社会に出れば傷が増えるだけ、人がキライになるだけである。
猫をかぶる、という表現があるが、我々は人をかぶらなければならない。
しかし悲しいかな、変人は”ヒト”のことなど知らないのだ。
理想の他人像なら、あるぞえ? 永久不可侵の権化。いっそ関わらないが吉だっぺ。あら極端。
さあ、雑談しようぢゃないか。どんな薄い話題が待っそこ聞く? 核心に近い部分を!? これこれこーで、あ、そこスルーね? うん、そうそうそんな感じで。誤解されるくらいでプライドが傷ついちゃあそこ突っ込むの? あーそうね、うんそうそう、話したきゃ話せや、うんう…ん? あれ? 聞いていても、つ、つまらなひ!?
結局、言わなくていいことの1/10も言えず、独り悶々と黒い夜を過ごすのだ。
(勝手にせいっ!)