ドレミのそもそも論! ②~ドレミの選び方~
- ① ~全音と半音~
- ② ~ドレミの選び方~
- ③ ~メジャースケール~
- ④ ~F#とG♭、C#、C♭~
- ⑤ ~キーと五線譜~
- ⑥ ~#と♭と♮と~
前回は、ドレミ~の並びについて説明しました。
さて、ごく簡単な曲作りにおいては、このうちの7音しか選ばれない、というのが今回のお話。
12音から7音、といっても、ヤミクモに選択される訳ではありません。むしろ、その選び方は、なんと1通りしかないのです。
そしてそれは…
ド レ ミファ ソ ラ シド
という選び方に、他なりません。
どういうことかというと…
先に見たように、ドレミ~というのは、等間隔で並んでいる訳ではありません。
という並び方をしています。これが、その、7音の選び方そのものなのです。
あれ、黒鍵って使わないの!?というと、そんなことはありません。上のドレミ~は、
たまたま「ド」から始めただけ
です。たとえば、「レ」から全全半~、と選ぶこともできます。
そう、「選び方」は全全半~の1択ですが、
どの音から始めるか、で12通り
もあるのです。
ちなみに、カラオケでキーを上げる、下げる、というのは、こうやって音階全体をぐいっとずらしているのです。