ドレミのそもそも論!① ~全音と半音~
この記事は、音符が読めない!初心者が、スコアが読めるかも?と思えるためのものです。
全6回で、メジャースケール(キー)と五線譜の基礎について、説明しています。
今回は、ドレミ~の音階について、見ていきます。
ピアノには、白鍵と黒鍵があります。
①の黒鍵は、ド#、あるいはレ♭といわれ、
ドより半音上 ないし レより半音下
の音です。要するに、ドとレの中間の音です。この半音に対して、
②の「ド→レ」は、全音上がっている、という言い方をします。
なるほど、白鍵は全音で、黒鍵は半音…。しかし、白鍵どうしが隣り合うところもあります。
③の「ミ→ファ」は全音なのか?というと、これは「半音」どうし。あえて#と♭を使うなら、
ミ#とはファ ないし ファ♭とはミ
のことなのです。ピアノのドレミ~というのは、意外に不思議な並び方をしています。
上図のように、白黒ぜんぶ合わせて、半音ずつで並んでいる、という訳です。
シの「半音上」はド、また「ド」です。
音の高低は違えど、ドレミファソラシド~と循環することは、何となく知られています。結局、
白鍵7音、黒鍵5音の12音だけ
で、ごくごく一般的な音楽が作られているのです。