ドレミのそもそも論! ④ ~F#とG♭、C#、C♭~
- ① ~全音と半音~
- ② ~ドレミの選び方~
- ③ ~メジャースケール~
- ④ ~F#とG♭、C#、C♭~
- ⑤ ~キーと五線譜~
- ⑥ ~#と♭と♮と~
こちらは、#が6個、♭が6個のメジャースケールです。
どちらも同じ音階です。黒鍵を#で書いているか、♭で書いているか、の違いのみ。
ただし、F#の方は、FをE#なんて書いてます。Fがだぶってしまうからです。
同様に、G♭の方は、BをC♭なんて書いています。こちらは、Bがだぶってしまうんですね。
別に、F、F#とか、B♭、Bとか書いても良いのでは、と思ってしまいますが、実用上、FとかBはだぶらない方がいいんです。(その辺りは、次々回で)
ちなみに、F#とG♭、どっちの表記が良いかというと、一般的にはG♭のほうが良いようです。黒鍵から始まるスケールは、みんな♭ですからね。
ところで、#が7個、というのもあります。
なるほど、Cメジャーが半音上がった訳です。要するに、D♭のことですね。
正直、D♭より分かりやすい気もするんですが、C#は一般に使われません。D♭に慣れましょう。
こちらは、♭が7個、のケースです。
そう、Cメジャーが半音下がった訳です。Bのことですね。
正直、Bより分かりや…、もういいですね。。
次回は、ようやく(?)五線譜の登場です。キーについてまとめながら、見ていきましょう。